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探鉱事業

概要

ジパングは、探鉱事業を営む完全子会社Jipangu Exploration Inc.(米国デラウェア州法人社長Eric Berentsen)と共に、主に米国ネバダ州での金探鉱事業を展開しています。探鉱事業は、鉱山鉱区内での確認探鉱と新規鉱区における調査探鉱(初期探鉱、詳細探鉱)に分かれます。

当社では、フロリダキャニオン鉱山、スタンダード鉱山鉱区内において、新たな埋蔵鉱量(リソース)の確認と、埋蔵鉱量(リソース)の可採粗鉱量(リザーブ)への格上げを目的とした確認探鉱を行っています。リザーブを増加させることができれば、年間生産量を増加させたり、鉱山命数を延ばしたりすることによって、より安定的な鉱山運営が可能となります。また、より詳細に地質構造や鉱床の形状等を把握することができるため、操業計画の精度が上がり、計画の達成可能性が高まるという利点ももたらします。

現在Jipangu Explorationは4つの初期探鉱鉱区を所有しております。これらの探鉱鉱区における調査探鉱と、新たな初期探鉱鉱区取得のための調査・探鉱を行っています。

これらの初期探鉱鉱区は、今後の探鉱次第では将来の生産鉱山になる可能性があります。鉱山になるまでには通常10年以上を要するうえ、実際に鉱山になるケースは数%にも満たないという厳しい世界ですが、生産鉱山にまで持っていければ極めて大きな収益と利益とを生む可能性があります。生産鉱山を複数確保することによるリスク分散と、フロリダキャニオン鉱山、スタンダード鉱山での操業終了後の生産鉱山確保の2つの意味から、調査探鉱を鋭意行う必要があります。

戦略

第17期における探鉱事業の最重点施策は以下のとおりです。
可採粗鉱量大幅増加を目指した、所有鉱区内の大規模酸化鉱確認探鉱

安定した鉱山運営には、長期的な採掘を可能とする鉱量の確保が不可欠です。そして、1986年以来25年に亘る操業経験により、フロリダキャニオン鉱山における探鉱の精度と効率は向上しています。

この経験等を活用しリザーブ、リソースの増加に努めるべく、フロリダキャニオン鉱山及びスタンダード鉱山において、大規模な酸化鉱確認探鉱の実施を検討しております。本年度は、当該大規模探鉱の一部実施費用を含め280百万円の確認探鉱予算を計上いたしております。

今後2年間を掛けて総探鉱予算750万ドル(600百万円)程度を費やした酸化鉱石確認探鉱を行うことができれば、2009年9月1日現在約100万オンスである可採粗鉱量を2倍の200万オンス超に、同66万オンスである埋蔵鉱量を100万オンス超に、各々増加させることが出来る可能性があると当社技術陣は考えております。探鉱設備の手当や資金状況、事業の推移を勘案しつつ、詳細な探鉱計画が確定しだい、開示いたします。

リザーブ、リソースを合計して3,000,000オンス(3,700億円相当)の金を確保することが出来れば、現在の生産量を維持したとして約30年間の操業が可能となります。
但し、探鉱という事業の性質上、期待される成果が得られないリスクも存在します。また資金調達の状況等により、この実行時期は変更となる可能性があります。