用語集

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あ行

温室効果ガス
(オンシツコウカガス)
温室効果をもたらす気体で、二酸化炭素、メタンなどが該当する。

か行

開坑
(カイコウ)
坑内探りを行うために、立坑や坑道を掘削し坑内構成を形成し採掘準備を進める事。
回収品位
(カイシュウヒンイ)
精錬された後の金属の金の含有量のこと。
回収量
(カイシュウリョウ)
鉱石1t当たりの、利益をもって回収される金の回収量。oz/tやg/tであらわす。
概測鉱物資源量
(ガイソクコウブツシゲンリョウ)
リソースのうち、トン数、密度、形状、物質的特質、品位、鉱物組成等がそこそこのレベルによって推定されるもの。生産の連続性を確定するためには不適切だが、連続性を推定することは可能である。精測鉱物資源量よりレベルの低い精度であるが、予測鉱物資源量よりはレベルの高い精度のもの。
確定鉱量
(カクテイコウリョウ)
「適当な鉱画」によって容積、品位が確認された鉱量をいい、鉱床の性質または開発の状況によって、連続性が確実に認められる部分にも、場合によって加えることができる。
カットオフ品位
(カットオフヒンイ)
採掘しても利益が出ないと考えられる鉱石の品位。金価格が上昇すればカットオフ品位が下がるので可採粗鉱量は増加する。ペイリミットともいう。
カルシウム角閃石
(カルシウムカクセンセキ)
透輝石や珪灰石など、カルシウムケイ酸塩を主として成る変性の角閃石で、苦灰岩や石灰岩が混合している。
環境二酸化炭素排出量
(カンキョウニサンカタンソハイシュツリョウ)
ガソリンの使用やディーゼルから放出される直接的な排出量と電気の使用から生ずる間接的な排出量を基に算出され、トン数で表す。
鉱山命数
(コウザンメイスウ)
今後何年間その鉱床から金の採掘・生産が継続可能かを算出したもの。マインライフともいう。
鉱床
(コウショウ)
地殻中の鉱物集合体で、利益をもって採掘できるもの。現在は採掘に値しないが、経済状態などの変化により、将来は利益をもって採掘し得る見込みのあるものを含む。
鉱脈
(コウミャク)
岩石中の割れ目を充填して生成した板状の鉱床。多くは熱水溶液が、岩石の割れ目に侵入して含有物を沈殿されてできる。

さ行

CIL
(シーアイエル)
Carbon-in-leach(カーボン・イン・リーチ法)の省略。シアン溶液を散布し不純物を溶かし金を回収する方法。
CIP
(シーアイーピー)
Carbon-in-pulp(カーボン・イン・パルプ法)の省略。細粉化した鉱石と希青酸溶液と水を混ぜてパルプ(又はスラリー)と呼ぶ混合物ができる。その混合物を更に濃密にしタンクに沈殿し、これに活性化した炭素粒(通常椰子ガラを焼いて 2-3mmの粒状にしたもの)を投入し金を付着させる工程。このパルプ(スラリー)は濾過容器に移され溶液が分離され、熱い水酸化ナトリウムを注ぎ込むことによって、溶液中で金と炭素とに分離される。
CDP
(シーディーピー)
Carbon Disclosure Project(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)の省略。企業の気候変動情報に関する世界最大のデータベースを保有する独立系の非営利団体で、機関投資家が連携し、企業に対して気候変動への戦略や具体的な温室効果ガスの排出量の開示を求めるプロジェクトである。
純金
(ジュンキン)
全ての生産工程を終了し精錬された金の産物。販売できる状態で、oz(オンス)やkgで質量を表す。
推定鉱量
(スイテイコウリョウ)
「適当な鉱画」によって確定はされていないけれど、探鉱の結果及び鉱床の性質によって、容積・品位が推定される部分の鉱量をいう。
ずり
(ズリ)
探鉱、選鉱の際に十分な金量(1トン当たり0.15g以下)を含まず経済的価値がないと判断された、浸出せずに専用の堆積場で堆積させる岩石。廃石。
精測鉱物資源量
(セイソクコウブツシゲンリョウ)
リソースのうち、トン数、密度、形状、物質的特質、品位、鉱物組成等が高いレベルの精度によって推定されるものである。生産の連続性を確定するのに十分なレベルである。
精錬
(セイレン)
製錬によって取り出された金属の純度を高めるために行う最終のプロセッシング作業。精製。品位70-90%程度の金属からさらに品位を99.99%に高める。
製錬
(セイレン)
鉱石から含有金属を分離・抽出して金属を取り出す過程のこと。純度が低い場合が多い(70%~90%)。

た行

立坑
(タテコウ)
坑内掘り用に地下に垂直に掘った坑道。これにより、鉱石・ズリの捲揚げ、作業者の入出、材料の搬入、通気等を行う。
トロイオンス
(トロイオンス)
ヤード・ポンド法の質量の単位。主に金や銀など貴金属の計量に用いられる。1㎏は32.1507トロイオンス。1トロイオンスは31.1035g。
トン数
(トンスウ)
仏トン又は米トンを単位として計った物質の数値。

な行

は行

剥土比
(ハクドヒ)
鉱石を採掘するために除去しなければならないずりの量とそれにより採掘可能となる鉱石量の比。ずり/鉱石の比として表す。この比率が低いほど効率の良いオープンピット(露天掘り)といえる。
尾鉱
(ビコウ)
選鉱の際に、有用成分の多いものを選別した後の低品位の鉱石。
品位
(ヒンイ)
鉱石中の有用鉱物・金属の含有量。鉱石1t中の含有グラム数(g/t)や1t中の含有オンス数(oz/t)などであらわす。
仏トン
(フツトン)
メートル法の単位。1メートルは1000㎏で、メートルトンともいう。
粉砕
(フンサイ)
坑内堀りまたはオープンピットから運ばれてきた鉱石塊を、各種の粉引機を通り細粉化すること。
米トン
(ベイトン)
ヤード・ポンド法の単位。1トンは2000ポンド(約907㎏)で、ショートトンともいう。

ま行

や行

冶金工場
(ヤキンコウジョウ)
鉱石から金含有物を分離・精製・加工などを行う設備。
溶出
(ヨウシュツ)
沈殿や電気分解をする前に、パルプ(スラリー)を活性化した炭素粒に投入し金をにじみだし回収すること。
予測鉱物資源量
(ヨソクコウブツシゲンリョウ)
リソースのうち、トン数、品位、鉱物組成が低いレベルの精度で推定されるもの。地質学的根拠によって予測され、あくまで推測として得られる情報である。概則鉱物資源量よりレベルの低い精度のもの。

ら行

リーチング 金属鉱物中の特定の物質を、各種の抽出液などで溶解、浸出させること。
リクラメーション 採掘跡地を採掘前の状態に環境修復あるいは緑化すること。国によってリクラメーションに対する規制は異なるが、採掘された土地の水または地下水への対処、表土の現状復帰、廃棄物管理などが行われる。リハビリテーションともいう。
リザーブ 可採粗鉱量ともいう。埋蔵鉱量のうち、採鉱しうる量に混入する無価値な岩石の量を加えた出鉱予定量。
リソース 埋蔵鉱量ともいう。地殻中に埋蔵されている鉱床の質量。地質学的にある程度の連続性と量をもち、将来的に経済的な価値をもつであろうと判断される鉱物の濃集。精度が低い順に、予測鉱物資源量、概則鉱物資源量、精測鉱物資源量で推定される。
労働生産性
(ロウドウセイサンセイ )
坑内掘りにおいての1ヵ月当たりの金の産出量(g)を生産に投入された従業員数で割った比率。従業員1人当たり、どれだけの付加価値を生み出しているのかを表す。
LTIFR
(Lost Time Injury Frequency Rate)
100万延べ実労働時間当たりの労働損失時間を伴う労済傷病の頻度。