コラム&レポート

2012年度 第3週 1月19日~1月25日

1.フロリダキャニオン鉱山:

  • 2014年の採掘再開へ向け、拡張操業許可取得の準備をしている。
  • リーチパッドの北側斜面から西側斜面 、運搬道路跡等でシアン溶液を撒布し、金の浸出作業を継続している。北東側斜面では現在浸出作業準備中。
  • 探鉱作業は1月3日より予定通り作業を再開した。現在はサウスメインでの掘削作業を行っている。

2.スタンダード鉱山:

  • サウスピット6020ベンチを採掘中で、6000ベンチは採掘準備中。サウスピット(南側の一部)では5740ベンチを採掘中。
  • クラッシャーで破砕した鉱石をリーチパッドに積みながら、積まれた鉱石にはシアン溶液撒布を続けている。操業再開以降鉱石は順調に積み増しされている。
  • 終掘したコルデックスピット、インターミディエイトピットとノースピットの採掘跡に原状回復のためズリを埋戻している。
  • リーチパッド拡張工事は、全工事面積の約80%ほどのライナー敷き作業を終えたが天候悪化の為、プラスチックライナー敷設作業が足踏み状態である。拡張が終わった西側一部には破砕鉱石を積み始めている。金の浸出作業に向けて、貯水池のポンプ設置、配管作業、ネット張り作業等の浸出準備を並行して行っている。

先週のフロリダキャニオン鉱山 【金の浸出作業を継続中】

同鉱山では、採掘作業を4月中旬に終え、シアン溶液を用いた金の浸出作業のみを行っています。2014年上期に採掘作業を再開する予定ですので、そのための許認可取得準備を鋭意進めています。

浸出作業は365日休まず行っていますが、採掘作業は行っていないので採掘現場の外観に大きな変化はありません。




先週のスタンダード鉱山【サウスメイン探鉱】

昨年10月よりフロリダキャニオン鉱山サウスメイン鉱体周辺での探鉱を再開いたしました。 この探鉱事業は、2014年以降のフロリダキャニオン操業計画を策定する上で重要な探鉱となります。サウスメインは、 2014年のフロリダキャニオン鉱山再開時に最初に採掘を行う予定となっています。ここでは今年度中ボーリングを約40本行い、その総延長は約7,600メートルとなる予定です。その成果として、リザーブ5万オンス、リソース10万オンス程度をそれぞれ期待しています。


先週のスタンダード鉱山【サウスピット、サウスピット南側の一部を採掘中】

スタンダード鉱山は、2010年9月に操業許可を取得し、昨年3月25日に最初の破砕鉱がリーチパッド(野積浸出場)に積み上げられました。今後2014 年上期まで当社鉱山事業の中核を担うこととなります。

先週の採掘及び破砕作業は順調に行われ、鉱石5.8万トンを破砕してリーチパッドへ送りました。サウスピットでは、引き続き6020ベンチを採掘中で、6000ベンチの採掘準備中です。サウスピット南側一部では5740ベンチを採掘中です。リーチパッド拡張工事は、拡張リーチパッド西側に積み増し中の破砕鉱石の浸出作業準備(貯水池のポンプ設置、配管作業、ネット張り等)を着々と進めています。


※各ベンチの高さは標高(フィート)で表しています。

①2011年上期はノース・ピット、インターミディエイト・ピットを中心に採掘し、
②2011年下期はノース・ピット、サウス・ピットを中心に採掘し、
③2012年、2013年はサウス・ピット及び南側の一部での採掘を行います。

露天掘りでの鉱山運営は、坑内掘りと比べ格段に事故リスクが低く、安定しています。計画に基づいて着実に採掘していく、壮大な土木作業です。

スタンダード鉱山 2012年度第3週採掘作業実績


※剥土比以外の単位はトン。数字は全て速報値を使用。

破砕鉱石
金量が1トン当たり0.15g以上で、破砕機にて破砕してからリーチパッドへ送る岩石

直積鉱
金量が1トン当たり0.15g以上であるが、破砕の必要が無いほど細かい岩石なので破砕せずに直接リーチパッドに送る岩石

ずり
金量が1トン当たり0.15g以下で、経済的価値が無く、浸出せずに専用の堆積場で積載させる岩石

剝土比
鉱石を採掘するために除去しなければならないずりの量を、ずり/鉱石の比として表わす

スタンダード鉱山 【サウスピット状況】


【6020ベンチ】


1月26日 北に向かって撮影。先週は鉱石とずりを合わせて24.6万トンを採掘した。今週は鉱石とズリを合わせて35万トンを採掘の予定。

スタンダード鉱山 【サウスピット(南側の一部)状況】


【5740ベンチ】


1月26日サウスピットから南西へ向かって撮影。先週は鉱石とずりを合わせて10.8万トンを採掘した。今週は鉱石とずりを合わせて3.4万トンを採掘予定。

スタンダード鉱山 【リーチパッド状況】


1月19日西に向かって撮影。図中赤破線部は、シアン溶液を散布した箇所を表す。黄破線部は、破砕鉱石を積み増しした場所を表わす。


1月26日西に向かって撮影。図中赤破線部は、シアン溶液を散布している箇所を表す。黄破線部は、第3週に6.7万トン積み増しリーチングする場所を表わす。

スタンダード鉱山 【リーチパッド拡張工事状況】


1月26日 西に向かって撮影。黄破線部はライナー未敷設部分を表す。


1月26日 南西に向かって撮影。白破線部内に積み増し中の鉱石は、プラスチックライナー表面を保護するための粒度の細かいもので、約1.5メートルの高さまで積み上げる。その後、通常の破砕鉱石を高さ6メートル(1層当り)に積み増してから、浸出を行う。