金ビジネス情報

金について

金の生産工程

1.Exploration (探鉱)

金を採鉱するには、はじめに鉱床*がどこにどのように存在するかを知る必要があります。*地殻中の鉱物集合体で、利益を持って採掘できるもの。

金の兆候を発見後、ボーリング探鉱をします。ボーリング探鉱でサンプルを取得し、金の含有量を調査します。もし経済的に見合う十分な金が発見されれば、採鉱へと進んでいきます。

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2.Planning(計画・開発)

採掘開始に先立って、計画・開発を行います。
探鉱結果等に基づき施業案を策定し、操業許可を取得します。
操業許可を取得した後、鉱山開発を行います。
その後、具体的な操業計画に基づいた採掘を開始します。

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3.Mining (採掘)


採掘は①Drilling (さっ孔)→②Blasting (発破)→③Ore Control(岩石仕分)→④Loading (積込)→⑤Hauling (運搬)→⑥Crushing(破砕) の6つのステップで進められます。

① Drilling (さっ孔)

ジパングの所有する鉱山では地表近くに金が存在しますので、露天掘りを採用しております。ドリルで縦方向に発破孔を掘削し、爆薬を詰めていきます。この際、掘削で出た鉱石は分析室に持ち込まれ、③ore control(岩石仕分)での仕分に利用されます。
※映像は「中山の鉱山レポート⑤ 入山準備とDrilling(さっ孔)」をご覧ください。

② Blasting (発破)

発破は適切な量の爆薬を用いて行います。これにより、鉱石を爆破の衝撃で飛ばすことなく、積込や破砕に適したサイズに鉱石を粉砕します。
※映像は「中山の鉱山レポート⑥ Blasting(発破)」をご覧ください。

③ Ore Control(岩石仕分)

発破後の場所にはその後の過程を円滑に進めるため、金の含有量(品位)にしたがって標識がたてられます。金の含有量は①drilling(さっ孔)で採取した岩石の分析結果から判断されます。品位の低い鉱石は「ずり」とよばれ、ずりからは金を取り出しません。
※映像は「中山の鉱山レポート⑦ Ore Control(岩石仕分) 」をご覧ください。

④ Loading (積込)

ローダーを使って、トラックに鉱石または「ずり」を積み込みます。
※映像は「中山の鉱山レポート⑧ Loading(積込)、Hauling(運搬)」をご覧ください。

⑤ Hauling (運搬)

トラックに積み込まれた鉱石や「ずり」は標識に従って、次の過程であるクラッシャーや、ずり堆積場に運ばれます。
※映像は「中山の鉱山レポート⑧ Loading(積込)、Hauling(運搬)」をご覧ください。

⑥ Crushing(破砕)

クラシャーに運ばれた鉱石は、直径が5センチ未満になるまで細かく砕かれます。
※映像は「中山の鉱山レポート⑨ Crushing(破砕)」をご覧ください。

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4.Processing(浸出、精金)

①Leaching (浸出)

クラッシャーで細かく粉砕された鉱石は、再度ローダーでトラックに積み込まれ、リーチングパッドに野積みされます。野積みされた鉱石には山頂平坦部から薄いシアン化アルカリ溶液をスプリンクラー等で散布します。

散布された溶液は鉱石中を浸透しながら金を浸出させ取り込み、リーチングパッドの一番下に敷かれた厚めのビニール上に集められ、プレグナントポンドと呼ばれるプールに流れ込むようになっています。このプールに溜まった溶液をPregnant solution(貴液 ) と呼びます。
※映像は「中山の鉱山レポート⑩ Leaching(浸出)」をご覧ください。

②Plant,Refining (プラント,精金)

Pregnant solutionはCIC (Carbon in Column)プラントに運ばれます。CICプラントでは炭素粒中にこの溶液を通して、炭素粒に金を吸着させます。

金が吸着された炭素粒はStrip Vessel(剥脱塔)に運ばれます。ここで熱い水酸化ナトリウムを注ぎ込むことによって、溶液中で金と炭素が分離されます。この溶液を電気分解することによって金が電解板(plate)に付着します。
※映像は「中山の鉱山レポート⑪ Concentration(濃縮)、Electrowinning(電解採取) 」をご覧ください。

電解板から回収したスラッジとよぶ粘土状の物質にケイ酸やソーダ灰などを加え1150℃の炉で溶かし、金・銀を多く含むマットと、ほとんど含まないスラグに分離します。マットが下に沈積しマットの表面をスラグが覆います。

この炉から金・銀及びスラグを型に流し込みある程度冷えた状態でスラグを取り剥ぎます。これをdore(青金)と呼び、約45%の金と50%の銀を含みます。ジパングの仕事はここまでです。
※映像は「中山の鉱山レポート⑫ ポワリング」をご覧ください。

その後ドーレは精製工場で99.99%の金に精製されます。

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5.Reclamation(環境再生)

採掘したのちは、ピットを埋め戻し、リーチパッドには植栽を行う等により、
開発前の自然に戻すための作業を行います。

 

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